三ツ星にこだわる尾花とお客を大事にしている尾花の師匠は、お互いぶつかることもあったが寄り添うことでいい関係になり良かったです。 尾花が倫子の家を出て気になったが、京野のところに転がることが出来てホットした。

尾花の師匠の潮が営業していた洋食店に親しみを感じた倫子が、常連客が必ず頼む人気メニューのビーフシチューの味を想像できると鼻で笑うように「懐かしい味」と表現した時点で、3つ星を取ろうなんて考え方は自信を持ちすぎて甘く隙のある印象を受けてしまい、実際に食べて判断する冷静さと謙虚さが必要だと思いました。

尾花が行方がわからなくなり、食中毒事件の後に行方を眩ました時と同じと苛立ちを見せた京野に、食中毒事件の真相を話すために訪れた平古の様子は見ていられない程の精神的な傷付きが感じられ、復讐だけを考えているリンダが行動を起こした時に平古が倒れないかと心配になりました。

グランメゾン東京に足りないものは味ではなく、お客様に寄り添う心だったという結末がなんだか素敵でした。星を取るためには味を磨くことばかり考えてしまいがちだけど、基礎の基礎を大切にすることの大切さを学びました。

見るべきは皿ではなく、人なんだという京野陸太郎の言葉が、今回のテーマというか結論でしたね。人によって感じ方が千差万別である以上、料理もそれに合わせなければならないのだと思います。また尾花夏樹と潮卓はいい師弟関係を保てていますね。早見倫子は三ツ星にこだわりすぎな気もします。

尾花と潮の師弟関係が美しかったし、男の熱い感じがカッコ良かった！尾花が徐々に弱みを人に曝け出すようになっていってる気がして、人間らしい魅力が増えたと思う。来週また波乱がありそうだけど、個人的には早く平子君がグランメゾンに来てくれることを願います…！

尾花さんの師匠とも言える人を見ることが出来て嬉しかったですね。りんこさんも感慨深そうでした。京野さんが告白したことによって、バランスが崩れた3人でしたが、最後にはまとまってくれて良かったなと思いました。

師匠は常連さん一人ひとりの好みに合わせて料理を作る初心を忘れない人でした。 京野にダメ出しって、どこがだろうって思ったけど、そういうことだったんですね。 常連さんだけでなく、いろんな人が来るグランメゾン東京で、そんなことができるんだろうか？と思うけど、そんなことができたら、それこそ三つ星だなぁと思いました。 師匠がすごく美味しそうに食べてる姿が印象的で、目だけの演技なのに、食べるたびにふわっとなったり、ほ?ってなったり、綺麗な瞳だなぁって見惚れてしまいました。 尾花がバイクを直してあげて、諦めんなよって師匠を励ますところもよかったです。 尾花も京野も倫子も、初心に帰ることができてよかったです。 しかし、リンダがボイスレコーダーを叩きつけた後、ヒールでグリグリ踏みつけるシーンは怖かったです。 いったいどれだけ泥を塗られたというのでしょう。。 リンダには姑息な手段はとってほしくないのですが…。