サクラが故郷の島に帰省した時の様子が印象的でした。普段はあまり感情を出さないサクラが、島の人達と会って笑顔で楽しそうにしている姿を見て、サクラが、この島でどのように育ってきたのかが一瞬にして見えたような気がしました。

真面目なサクラが傘を横に持ったサラリーマンに後ろの子どもに当たったら大変と注意する展開に今までのパターンからすると逆ギレされていただけに今回も心配になりましたが、サラリーマンは何も言わなかったものの持ち直して歩いていく姿にわかってくれて良かったと思いました。

蓮太郎が一級建築士に受かっただけじゃなく、彼女までゲットしていて衝撃でした。しかも相手がすみれだなんてびっくりです。つくしちゃんと合いそうだなとは思ってたけど、まさかこんな展開になるなんてソワソワしました。

サクラの故郷に橋をかけることに問題が起きて、みんなが納得いかないからってサクラを頼るのはありえないと思いました。好きで飛ばしたのに、必要なときは「はい、戻ってきて。」ってひどくないですか？上司としてありえないと思いました。

サクラの悪口を言おうと言いながら、今まで起きた事を語り思い出しながらする5人の関係を見て涙が出そうになりました。思い出のセリフを真似するのをみて吹き出してしまいました。仲間を見るお爺ちゃんの目と、同期4人にサクラを頼むと頭を下げているのをみていると、サクラが今までどれだけ大切に育てられていたのか、どれだけ寂しい思いをしたのかどれだけ強く生きてきたのかが感じられました。サクラの頭の固さを理解しているお爺ちゃんだが、サクラを動かせるのもお爺ちゃんで、育て方が悪かったせいかと語っていたが、サクラのような真っ直ぐな人間に育てたことがとても立派だと思いました。サクラは手がかかると言っていたすみれは、いつの間にかサクラの味方になり、同期たちもサクラの気持ちを1番に考えてくれるようになり人は素直に生きていれば何か変わるのではないかと感じさせられました。

物語冒頭で誰かがサクラのお見舞いに来るのが恒例になっていますが、どちらにとっても好ましくないだろう黒川がやってくるのは予想外でした。サクラのことは疎ましく思っている風だったのでなぜ自分のせいかもしれないと語りかけているのか気になりました。

今回はおじいちゃんの桜へ対する愛にグッときました。同期のみんなにこれからも桜と仲良くしてほしいと、頭を下げていたのが印象的でした。やっぱり桜のことを一番心配していて、桜の頑張りを一番喜んでいるのはおじいちゃんだと改めて感じました。

サクラの一番の夢である故郷に橋を掛ける事が桑原の手柄をあげたい為の工作で住民達に橋はかかりませんと説明するのは苦しかったと思います。でも正しい選択で仲間達も良かったと思っているでしょう。じいちゃんも死んでしまい苦しい一日となってしまい､本当に可哀想です。

「今回の準主役は」・・が無いんです（涙）。蓮太郎とすみれがまさか付き合っているとは驚きましたね。同期5人で島に橋の着工の説明をしに来たサクラはとっても活き活きしてるのに、写真だと固まってしまうのが面白いです(笑)じいちゃんが具合が悪いと聞いて焦ったけど元気そう・・。でもじいちゃんが同期４人に「サクラを見捨てねぇで下さい」と頭を下げたのは切なかったです。橋のコンクリートの成分に安全性が危ないと分かりサクラがどう説明するかと思ったら、やっぱり正直に言いましたね。サクラらしいな、と。帰ったらじいちゃんが亡くなっていて・・・（泣）最後の達筆FAX「桜は枯れない」が悲し過ぎます。サクラが自暴自棄になって感情を失うのが分かります

サクラの同期、4人がすばらしい！やっぱりこのドラマを見ると自分が新人時代にもっと自分を出していけばよかった、と思わされます。そしてサクラの信念を貫く姿のかっこいいこと！サクラの周りの人物も最初は煙たがっていたけど、じっくりと付き合うとサクラの良さがわかる、そんなサクラがかっこいいです。