修陽館中学校で起きた集団食中毒の原因が、エクセランフーズの匠の極みハムを食品偽装しようとした片山達によるモノだったと分かる内容でしたが、黄色ブドウ球菌やエンテロトキシンという毒素の事も勉強出来て、楽しく見られました。真奈子が社長の木船に諭す様に話していた、安全を疎かにしてコストを追及した会社に未来はありません、という言葉は本当にその通りだなと考えさせられながらも見られて、そんな事も踏まえて面白かったなと思えた2話でした。

今回は学校で集団食中毒が発生して天ノ教授が真実を突き止めていくといった話です。真相の究明の途中で同じ研究者で尚且つ天ノの母親と再会する場面がありその独特の親子関係には少しおかしく感じました。「私は真実が知りたいだけ」といいながら産地偽装を正当化する部長を叱責し行き過ぎたコストカットを行っていた社長に対して正論を述べるシーンは見ていてスカッとしました。今後は助手との関係がどうなっていくのか気になるところです。

真奈子に振り回されっぱなしの野津田はパワハラだと思わず指摘すると、即座に真奈子はパワハラの独自理論を展開し、野津田が思わなければパワハラではなくパワハラだと思うならクビとサラッと言い放つ所に真奈子らしい言葉だったのでスッキリしましたが、その真奈子の言葉こそパワハラとなっている所に笑ってしまいました。

今回は給食センターで発生した、食中毒事件の原因調査でした。とても面白かったです。何故だろう？このドラマを視聴していると、失敗なのに明るくなれます。最後に言った真奈子の「この失敗をあなたの宝物にして下さい•••。」最高です。ただそれだけを残して足早に去っていく姿はめちゃくちゃかっこいいです。 ちょっとヘンコな江島工場長(嶋田久作)はめちゃくちゃフィットしていました。

今回は給食センターで発生した、食中毒事件の原因調査でした。とても面白かったです。何故だろう？このドラマを視聴していると、失敗なのに明るくなれます。最後に言った真奈子の「この失敗をあなたの宝物にして下さい•••。」最高です。ただそれだけを残して足早に去っていく姿はめちゃくちゃかっこいいです。 ちょっとヘンコな江島工場長(嶋田久作)はめちゃくちゃフィットしていました。

｢安政5年コレラの発生で10万人が死んだ｣、という中学の歴史の授業中、生徒が腹痛で倒れる。びっくりです。原因は、冷蔵庫の故障を隠して調理した給食のハムに、エンテロトキシンという熱に強い毒素が含まれていたということ。こんな食品会社に学校の給食センターを任せているなんて、とんでもない！。この会社は、ハムのブランド偽装までしていたというのですから、驚きました。これは、怒るのが筋だというメッセージは、｢ミス・ジコチョー｣のドラマから。食中毒の事故調査委員会の天ノ真奈子(松雪泰子)さんとお母さんの南雲喜里子(余貴美子)さんは仲が悪い風でも、娘のためにエンテロトキシン検査設備の優先使用の要請を出してくれていた。夫と小さい娘を捨てて仕事を取ったという母と娘のわだかまりと情。やはり、子供たちに安全な学校給食を！と思います。娘さんの小さい頃の写真かわいらしいですね。天才一家の親子の愛情にほっこり。

失敗学を研究している事が好きな真奈子の助手をしている郁美は明るく軽い話し方をしているために、てっきり独身生活を謳歌しているお気楽女性だと思っていたのに、子供が3人もいるシングルマザーな上に子供それぞれに父親が違うというカミングアウトには呆然となり、郁美の3度の結婚失敗を楽しんでいる真奈子にもビックリしてしまいトンでもない人間の集まりだなと感じました。

片山部長がコスト削減のためやむを得ずしていた産地偽装を見抜いた真奈子。片山部長に責任を取らせようとする社長に真奈子が責任はあなたにあると社長を名指しにする。誰にでも臆すること無く正論を語れる真奈子を見ていると清々しいです。

学校の給食の食中毒事故に乗り出す真奈子と野津田。事故調査の内容を詳しく説明してくれて黄色ブドウ球菌、エンテロトキシンの仕組みなど分かりやすかったです。ドラマも面白いし勉強にもなるし一石二鳥のドラマだと思います。

物語冒頭からどこかの学校らしきところで生徒が次々謎の感染症らしきもので倒れていくというのが最初からクライマックスのような展開だなと思いました。というか最初だけ見たら別のドラマか？と思ってしまいました。