赤ひげ2 第5話 見逃し動画 2019年11月29日（金）午後8時00分放送分

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ドラマ「赤ひげ2（第5話）」のあらすじ

一度は赤ひげ（船越英一郎）の命まで狙った遊女・およね（佐津川愛美）が、養生所で働き始めた。かつて腕の良い彫師だった与助（尾上寛之）が、酔って怪我を負い入所。与助は数年前に仕事を失って以来、酒浸りの日々。女房・おひろ（足立梨花）が夫に大きな秘密を抱えながら働いていた。ある日、ふたりの幼なじみである清吉（田中幸太朗）がおひろに、「与助と別れて俺と一緒になってくれ」と告げる。おひろの決断は…。

ドラマ「赤ひげ2（第5話）」視聴者のネタバレ・感想

「勉強ができるから母親が愛してくれる」などど紐付きの愛情を信じていると、それができなくなった時愛を失ったと思ってしまう。与助もそうだった。幼馴染の清吉に心を惹かれていたおひろだが清吉にはいいなづけがあり、自分は彫師としての腕だけをおひろに認めてもらっていると与助は思っていた。しかしよく考えれば、それなら彫師として働けなくなった時点でおひろに見限られているはずだ。おひろが岡場所で働いてまでも与助を支えようとしていたのは、何も自分のせいで与助が職人生命を絶たれたということだけではなかった。子供の頃の淡い初恋よりも共に生活してきたということの方が重いのだ。江戸時代は腕のいい職人ならば食いっぱぐれることはないが、一端怪我などをしてしまうと何の保障もない。アイデンティティが揺らぐ。「将監さまの細みち」はこの三人が将監様のお屋敷のそばの長屋に住んでいたことからくる。そこまでは描かれていなかったが。