今回は將太の奥さんの沙紀沙紀のおかげだったかも。依頼人の城戸は会社に行きたくないイヤイヤ病を患って会社を辞めた將太にいろいろ聞いていてテンパってる様子がよく分かった。しかし、城戸は將太とは違う。彼にはやりたいことがあり背中をポンと押してくれる何かアドバイスを期待していたのだろう。しかし、將太の会議に出る必要はないのではという答えを聞き。そっちの方が恐いと想像して行くことを決心させた。城戸は吹っ切れたように満足していたが將太はそんなつもりで言ったわけではないと思うが結果オーライですね。

サラリ－マンの男性がトイレの前に将太を立たせ、どんだけ気が小さい男性かと思ったが、仕事で仕事でトラブルが起きて将太が付いていく交通費や飲食代だけでいいサ－ビスなら利用したい気持ちが手に取るようにわかった。

レンタルさんみたいに、会社に行かなくてもいいって言ってくれる人がほしい。奥さんの理解があるからあんな仕事ができるんだろうし。まあでも、城戸さんはちゃんと出勤できたし、よかったと思う。レンタルさんは反面教師になったのだろう。

今回もいい感じにこじれたひとたちが登場して楽しませてもらった「レンタルなにもしない人」。主人公、レンタルさん演じる増田くんのオーラ消してる感がいいです。ジャニーズなのにこんな役いいのといつも思います。今回は今話題の駆け抜けて軽トラの餅田コシヒカリさんも登場。焼肉を一緒に食べに行ってほしいってそんなレンタルもあり？、ポジティブなレンタルならいいなぁと思っちゃいました。

フラッシュバック？、やっぱり自分と同じ思いをしていたひとを見ると思うことがありますよね。出社することが怖くなった城戸を見て「レンタルさんならどうします？」って禅問答の域かもと思っちゃいました。アルコ＆ピースの平子さんがWebデザイナー桐山役で登場してたけど、コントさながらの意識髙い系はやっぱり似合うなぁ。

第2話はレンタルさんこと森山将太(増田貴久)の依頼人・城戸隆志(岡山天音)の事情に胃が痛くなりそうでした。城戸がレンタルさんに来てもらった理由が、仕事でどうにもならない状態になってしまったからでした。城戸が会社に行きづらい理由がデザイン系の仕事あるあるで、同じような経験をした人は多いのではないかと思いました。行こうとしているのに体が動かない城戸を見ていると、せつない気持ちになりました。城戸がレンタルさんと話しながら、少しずつ前に進もうとしている姿がいいと思いました。今回のトラブルを通じて、城戸はひとまわり成長できたのではないかと思いました。城戸と一緒に自然体で話しているレンタルさんの穏やかな感じも、すごく良かったです。

第2話は、話の中でレンタルさん(増田貴久)の過去が少し明かされました。会社に行けなくて困っている依頼人・城戸隆志(岡山天音)の話を聞いているうちに、レンタルさんが自分の会社員時代を思い出すという展開が自然な感じで良かったです。レンタルさんと城戸が落ちこんでいる時の表情が、似ていると思いました。第1話からレンタルさんは基本的に「なんもしない」のですが、今回の話でその理由が少しわかりました。悩んでいる城戸の話と、レンタルさんの過去の話が、少しずつ重なっていくのが面白かったです。依頼が終了した後で、レンタルさんにとって妻の森山沙紀(比嘉愛未)と息子が大切な存在だとわかる場面が、とてもあたたかいと感じました。家族の場面はドラマの最後に来るので、ほっとできてちょうどいいと思います。

会社で桐山というデザイナーへの発注仕事が上手くいかず、上司と板挟みになった依頼人と関わった際に、レンタルさんが会社員を辞めた理由が分かり、それを救った妻の沙紀の優しい思いやりも分かり、これが最良の選択かどうかは分かりませんが、見ていてホッコリと気持ちが暖かくなれた2話でした。

かわいらしい女房とレンタルなんもしない人。それも、もうすぐ1才の男の子の赤ちゃんがいるうちでした。よほど気が合うんだなと呟く私、赤ちゃんも行儀が良くて、泣いたりわめいたりしませんね。こんな家庭にあって、なんもしない人をやっている旦那さんは、不思議ですね。しかし、何となく安心感がある感じが、この将太さんに。不思議ですね！。

仕事で板挟みになって、誰にも助けを求められなくなって出社できなくなった城戸の気持ちがわかる気がしました。なんもしない人も同じような経験が有るようでした。出社するだけですごい、と思いました。ホームレスとのやり取りが面白かったです。