百合子は谷崎に会い、病室から竹宮に映像を送り、谷崎の頭に銃を向けると竹宮はサル芝居の気配がすると言う。しかし城田は谷崎は偽造パスポートで入国した存在してはいけない男だと言う。百合子は谷崎の足を撃つと、如月の所在を竹宮に問う。ところが三浦が駆けつける。竹宮は先に谷崎を殺せと言う。百合子は発砲した。まさかと思った。竹宮は如月は中華街にかくまわれて入いると言う。如月を見つけ三浦が逮捕すると言うが、背後から城田が三浦に銃を向けた。まさか、城田が買収されたと思ったら、城田が如月の息子だったは更に驚きだ。ところが城田は母はうつになったと言い、2年に一度会い、養育費だけ振り込まれたと言い、一番効果的なタイミングで復讐してやると思っていたと言い、銃を如月に向けた。如月と城田は撃ち合いになり百合子も被弾した。竹宮は百合子に騙されたが百合子は形の上では仇を取ったので良かった。ハラハラの連続だった。

宿敵如月の情報が欲しい北条は、時間が限られる中で三浦を気絶させて拳銃を奪います。奪った拳銃を携えて竹宮の交換条件を実行するため、谷崎の病院へと向かいます。病室につくと竹宮のいる拘置所への中継が行われ、実行確認後に竹宮から如月にかかる情報が1つ得られました。ウソを見抜く三浦の演技を使い、緊迫した中継技術を使ったことで、ドラマが楽しめました。ここで得た情報から、如月のアジトを絞り込み探し出し、格闘の末、北条ではなく三浦が「如月をカクホ」します。今回は続編に如月が引き続き出たとこで緊張感ある刑事ドラマが楽しめました。

あやしげな人間関係を持つ刑事ドラマがやっと終わりました。人間関係ははっきりしたのですが、すっきりしない結果でもやもや感は残ります。AIを普通に使い、ドラマが進んでいるところに、新しい面白さがあるんだろうなと感心するとともに怖さを感じました。

百合子が拳銃を谷崎に向けて逮捕したい如月の居場所を竹宮に聞くという流れから、署長の城田を巻き込んだお芝居だろうと竹宮の考えた事と同じように思っていたのに、全く躊躇うことなく谷崎の足を撃ち抜いた時の百合子の表情が変わらない事に驚きしかなく、竹宮が殺害したら話すという頑固さに、百合子が何発も谷崎に弾丸を浴びせてしまう事態には唖然となるばかり、復讐心はここまで人を変えるのかと百合子のキャラクターからかけ離れた出来事にどうなるのかと思っていたら、黒木の拳銃はサバゲー用のペイント弾とは驚かせ過ぎな内容で少々疲れてしまったので冒頭から飛ばしすぎかなと思いました。

留置所にいた人物に竹宮が仕込んだAI爆弾を食べさせていたのはわかっていましたが、まさか百合子や黒木に提供していた小籠包にも仕組まれていたとは、竹宮の我が子を思う気持ちは正義よりも重く、邪魔をする者は誰であろうと抹殺してしまう程に成り果てていて人間をやめてしまった気がするのが悲しく感じました。

黒木がサバゲーのために持っていたインクしか出ないオモチャの拳銃を使ったとはいえ、発砲した時の音のスゴさは本物と変わらない感じをさせていて、至近距離から百合子が谷崎に当たっていたために体の至る所が骨折しているはずと黒木が説明したのに、医者を呼ばずに如月を逮捕に向かう面々の行動には爆笑させられた。

如月が考えているAI爆弾を使った超管理監視社会の不気味さを百合子に亜矢と刑事の黒木と真剣に話ながら捜査している所に、呑気な駐在さんの江波が登場しての喜ばれるお土産話をするとは拍子抜け、番組内でドラマの引き継ぎをしてしまう展開には呆れてしまいました。

竹宮との約束で百合子は彩と黒木から銃を奪って本当に谷崎を撃ったのかと思ってしまいました。七人の侍？の結成が面白かったです。竹宮の小籠包にカプセルが仕込まれていたとはおもいませんでした。城田がまさかの裏切りが有りました。

城田署長の言動がどうも胡散臭いので、きっと上層部に黒幕がいるのではないか？と疑っていましたが、何と！犯人・如月の息子だったとは驚きの展開でした。百合子さんも殺人を犯す事無く、何とか復讐心を収めた様でよかったです。

如月と城田はまさかの親子関係でした。城田は如月とグルなのかと思いましたが、やはり母の恨みの方が強かったようです。如月をやっと逮捕することが出来ましたがまた何か有りそうです。でこぼこコンビが面白かったです。

北条さんが谷崎を撃ち殺すシーンは、マジでビビり。しかし、あの人この人騙されて騙しての連続でしたね。結局女２人ではなく、男女７人、いや刑事７人？いやーコレＧメン７５でしょ。的な絵もあって爆笑致しました。