春海の友達の言動が酷すぎると思いました。春海の気持ちを知っていて、更には、それまで応援していたのに、平気で彼を奪ってしまうなんて、そんなことがあったら、私でも不登校になってしまうと思いました。学校に行き始めた春海は、本当に偉かったと思いました。

学校に行かない春海に働かない満のお互いに行け行け論争に決着はなく、話をそらす春海に自分の事は棚上げする満と相手の事は理解できるのに自分自身は見えにくく、灯台もと暗しとはこの事なのかと思ってしまう内容だなと感じました。

満はニート生活を満喫していますが、母にコーヒーを入れる様子だけはとても丁寧で、この丁寧さを別のところに生かせたらいいのになと思ってしまいました。満は褒めるべきところがほぼないように思われがちですが、コーヒーに対する情熱は違うように思えます。

1話では満の生活スタイルはあまり描かれていなかったように思います。母にコーヒーをいれるために5時に起きてきてそれから昼まで寝るというスタイルはなかなか理解しがたいですが、房枝はそのひとときのことを楽しみにしているので、その点は満を褒められるポイントだなと思います。

満が引きこもりの春海のために動くのはやっぱりお金が関わってくるんだなと思いました。しかも自分がお金で動いたように春海もお金を渡したらまた学校に行くようになるのでは？という考えになるのがすごいなと思ってしまいました。

1話目・春海に学校へ行かせて、と頼む綾子に５千円を請求する満ってちゃっかりしてるなぁ。でも晴海の為にわざわざ焼きそばを作ってあげて優しい。しかも車で学校まで愚痴を聞いて上げながら送っていくなんて、フットワーク軽い。綾子から6千円をせしめる満の技には関心。しかもそのお金を使って春海に海を見せて・・満って良いやつですよね。　2話目・お母さんの為にわざわざ朝早く（夜更かしして）コーヒーを入れていたとはビックリです。綾子に言われて「もうコーヒー屋はやらない」はもったいないと思いました。お母さんの喫茶店に春海の元カレが来て更にビックリ！どういう事でしょ？行きつけのバーで光司に「ベースを預かってもらいたかったんでしょ」と心を読む満。エスパーの様かよ？！そしてバーの店主の家が金持ちが発覚！（ヒロミの息子だからか？）。最後に、満のいつものコーヒーがなくてお母さんが残念そうだったのが印象的でした。

今日は春海と満の話が中心でした。姉の綾子は今日も強烈で、イヤな奴ぶりが見事に表れていて気持ちいいくらいでした。家族の働く風景も少しずつ描写されていって、だんだん人となりがわかってくるところに今後の楽しみを見いだせました。2話めのラストで満がコーヒー器具一式を売ってしまったので、そちらも今後の展開が気になります。

お母さんに朝のコーヒーを一杯作るために毎日コーヒーを淹れるところが素敵だなと思いました。また、コーヒーのお店をやりたいんだろうなと思うと喫茶店をやれたらいいのになと思いました。二人暮らしが家族が一気に増えて楽しそうだなと思いました。

親友が好きだった人と付き合い始めたからショックで登校拒否をしたことが分かるなと思いました。好きな人が嬉しそうな姿や楽しそうな姿を他の人と仲良くしているところを見るだけで辛くなるし友達との関係も気まずくなるし女子の友情って難しいなと思いました。